2022年08月のナックナンバーです
ホテル雪倉は、 北アルプス白馬連峰を一望できる和室13室の小さな旅館で、 家族で経営しています。 冬期間のスキー・スノーボードのお客様のご利用をはじめ、 ご家族連れの皆さまや、中高年や職場仲間、 北アルプス登山の皆様にもご利用をいただいています。 ホテルという言葉は、 もともと「旅人をもてなす」とか「親切にしてさしあげよう」 という意味から出た言葉だそうです。雪倉はこの 「親切にしてさしあげよう」という気持ちを大切に心がけています。 |
大切なお知らせ 2022年7月6日(水)から、当館の「電子メールアドレス」と「ホームページアドレス」が変更になりました。 新しい「電子メールアドレス」 info@yukikura.jp 「ホームページアドレス」 https://yukikura.jp/ セキュリティー強化のため https になっています 2022年9月30日までは旧アドレスでも大丈夫です。 「信州割SPECIAL」 (県民割)、次の県にお住まいの方は割引対象です。 長野県、群馬県、埼玉県、新潟県、富山県、石川県、 福井県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 8月31日のご宿泊まで。 「新型コロナワクチンを3回接種済」か「検査結果が陰性であること」のいずれかが必要です |
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***** 8月03日(水) ***** 夏の色 8/1 5:00 朝日が当たり始めたころ、緑が夏の色です。 7/30 19:00少し前 夕焼けするかもしれないと思い、 いつもの場所に行きました。 しばらくして赤く染まってくると、いつもの人たち3名が撮影に集まってきました。 北アルプスとは反対側の東の空です。 右の写真は7/28 17:00の入道雲です。 7月29日(金)からようやく夏らしい陽射しと、暑い日が戻ってきました。 暑い暑いとは言っても、やっぱり夏はこうでなくては・・という声も聞こえてきそうです。 朝夕は涼しい風が吹くので助かります。 8月になりました。暑さの本番はこれからでしょうか? 皆さんどうぞ体調にお気を付けください。 信濃木崎夏期大学 開講 今年第105回を数える信濃木崎夏期大学(しなのきざきかきだいがく)、 大正6年(1917年)に始まり、戦争中も休まず続けてきたこの講座は、 この地域(大町市と北安曇郡)の誇りでもあります。 今までは9日間の講座でしたが、今年から6日間に短縮になりました。 今年の講師は、東京大学名誉教授が5名、お茶の水女子大学名誉教授が1名と 素晴らしい講師陣で、内容も自然科学・社会科学・人文科学に関する 幅広い内容で編成されています。 (以上 講座案内より一部抜粋) 木崎湖を眼下に見下ろす小高い丘の上にある講堂は 「信濃講堂」という名前で呼ばれています。 縁側の障子をあけているので涼しい風が通り、 空調設備はありませんが、暑いこの時期でも講座を聞きやすい環境です。 大町市と北安曇郡に住んでいるか出身の人は無料、 一般の人でも一日500円(学生200円)で受講することができます。 今年度の講座案内はこちら 信濃木崎夏期大学ウィキペディアはこちら 小谷トレイルオープン (再掲載) 8月7日(日)に開催されます。 ゴンドラリフト中間駅、雪の広場をスタートゴールに 11kmと27kmのコース設定です。 大会概要はこちら 大会概要 | S-Mountain コース図はこちら 大会概要 | S-Mountain コースはビックリするものです。 27kmは雪の広場をスタートし、馬の背コースを登り、 ロープウエイの乗り場駅を経由して鐘の鳴る丘ゲレンデの一番下部まで下り、 白馬乗鞍スキー場を経由して白馬コルチナ国際スキー場から 最上部稗田山(ひえだやま)を経由して戻って来るという 言って見ればとんでもないコースです。 暑中お見舞い申し上げます ***** 8月10日(水) ***** 今年もミニトマトの収穫最盛期となりました。 ブドウの房のようにたわわに実をつけて、 やっとこの頃の夏らしい強い陽射しのおかげで 甘みの乗った美味しいトマトに仕上がりました。 品種はラブリーサクラと言って、長野県の佐久穂町 八ヶ岳山麓でレタス農家を営んでいる友人から 毎年苗を分けてもらっています。 馬鈴薯収穫 不安定な天候で出来具合を心配していましたが、 掘ってみるとかなり良い出来栄えです。 左はメークイン 右はダンシャクです。 奥の建物は岩岳のゴンドラ駅舎です。 稲穂出そろってきました そんな中で昨日9日、ラジコンヘリコプターによる農薬空中散布が行われました。 農家の労力削減が一番の狙いだそうです。 ヘリはちょうど軽トラックの荷台に乗る大きさで、 両脇に農薬の入ったタンクを抱きかかえる様にして、 霧状にして散布していきます。 ヘリの羽から吹き降ろすような状態になる風で、 農薬は効率よく稲に散布されます。 左の写真で、稲がヘリの風によって波打っている様子がご覧いただけると思います。 オマケ ウッドチップロードで毎年花を咲かせるナルコユリ(らしい?) 黒い実をつけていました。 これは特別大きいものです。 小谷トレイルオープン 8月7日(日)に開催されたこの大会、 320名ほどの参加がありました。 当館にご宿泊くださった女性も参加していたので応援に行きました。 ゲレンデや未舗装路、アップダウンのきついコースを、 27km、11kmを走り切るというのはかなりハードなレースだと思っていましたが、 走っている人を見ると皆さん結構楽しそう(失礼があったらお許しください)。 トップを狙って走っている人を見ていませんから、 その人たちは真剣に体力の限界まで使っていることでしょう。 私が応援していた(見ていた)選手は、楽しそうに見えたのですが・・・ でも挑戦する姿は美しく、気持ちの良いものでした。 写真は11kmコース、スタート直後、 チャンピオンゲレンデを直登する様子を遠くから撮影したものです。 残暑お見舞い申し上げます ***** 8月17日(水) *****
当館西側(スキー場側)の合歓の花(ネムノハナ)満開です 玄関付近の朝顔、ヘブンリーブルーという品種 以前も書きましたが、5つ羽根(五角形)のスクリューのような感じで開いてきます。 よく見ると花は完全な円形ではなく、うまく表現できませんが 5つの大きな半円形が重なり合っているような・・・。 すっきりしない天候が続いています。 6月末に何年かぶりに食堂の西側に大きなすだれ (吊り下げるのではなく、立てかける大型の巻すだれ)を出しましたが、 あまり活躍していません。 朝夕は涼しく、網戸が必要ないくらいのときは ガラス窓を閉めたりしています。 秋を感じさせるような雲 8/11 16:10 稲も穂を出してきました。 お盆期間中、小谷・白馬方面は車の量も多く、 昨年・一昨年よりも賑わいました。 特に岩岳はゴンドラにかなりの行列ができていて、 冬より夏の方がお客様が多い様子です。 栂池ゴンドラも登山者の利便を図るため 朝6時半から営業を開始し、今週は7時から、 週末は6時半から営業します。 ***** 8月24日(水) ***** 秋の気配 秋の気配が感じられる頃になりました 8/22 みょうが(茗荷) 今年は出来がよさそうです 朝焼けです 8/19(金) 5:15 8/13から毎日一時的ではありますが雨が降りました。 8/19この日は久しぶりに、本当に久しぶりに山が顔を出してくれ、 見事な朝焼けと、この時期としては珍しくほぼ終日山を見ることができました。 夏は朝方の早い時刻は山が見えるのですが、 すぐに雲がわいて来て山が隠れてしまうことがほとんどです。 この日は秋のような一日で、終日気持ちよく晴れてくれました。 こちらは同じく8/19 7:30 鐘の鳴る丘からの写真です 土を喰らう十二カ月(つちをくらうじゅうにかげつ) 日活の映画で、お隣白馬村の菅入(すげいり)という集落で 1年半もの長い期間をかけて撮影されました。 この集落は私の記憶では35年前にはもう住む人が誰もいなくなっていると思います。 ここからの北アルプスの眺めはとても素晴らしいもので、 大きな茅葺き屋根越しに臨む北アルプスは絶好の写真撮影ポイントです。 主演沢田研二、ヒロイン松たか子、料理研究家の土井善晴が料理を手掛けています。 この映画は11月11日より全国公開ですが、全国に先駆けて8月21日に白馬村で上映されました。 1978年に水上勉が記した料理エッセイから、中江裕司監督が紡ぎだした本作は、 人々がいつしか忘れてしまった土のにおいのする生活、人としての豊かな生き方を教えてくれます。 美しい風景と一緒に、皆さんも是非ご鑑賞ください。 (文章はA4版の映画のチラシから一部引用しています) 詳しいご案内はこちら 映画『土を喰らう十二ヵ月』|11月11日(金)全国公開 (tsuchiwokurau12.jp) 土を喰らう十二ヵ月 | 映画 | 日活 (nikkatsu.com) ***** 8月31日(水) ***** お知らせ 次回の更新は9月8日(木)かその翌日を予定しています。(9/2 18:00) 8/29(月) 6:20 8/19(金)以来10日ぶりに山が見えました。 今年の夏は天気が悪い!! 朝夕はヒンヤリ、半そででは寒いくらいです。 この日の眺めです。 中谷大宮諏訪神社例大祭(なかやおおみやすわじんじゃ れいたいさい) 8月28日(日)、小谷村中土(なかつち)の大宮諏訪神社で お祭りが開かれ、コロナでお休みしていた奉納演芸が3年ぶりに開催され、 長野県の無形文化財に指定されいる伝統芸能「狂拍子」(くるんびょうし)と、 社会風刺が盛り込まれた詞を歌う「奴踊り」(やっこおどり)などが奉納されました。 「狂拍子」は子孫?栄などを願う踊りで、例年小学生2人が舞います。 「奴踊り」は、権力者に対する日々の鬱憤(うっぷん)を唄に込めて 祭りの一日だけ無礼講として披露するもので、 その年の社会情勢や村の話題を皮肉を込めて作詞した「奴唄」を12人の「奴」が踊りながら歌います。 (以上大糸タイムスより一部抜粋) この奴歌は、毎年お祭りが開催される中谷地区の人たちが考えるのですが、 本当に見事に、そして思わずニヤッと笑ってしまうような、そんな唄です。 今年の奴歌は次の通りです。 1.寅年は 連日除雪は 2回戦 雪解け早く 空梅雨で 水無月からの 猛暑続き 氏神様の ご利益で 田畑は豊年 大祭り 2.村議選 中土候補者 上位当選 過疎も鉄路も観光も あぜみち村政 芽もださず 残り半年 寒空に 種まき、育てる政策を 一花(ひとはな)咲かせと 奴共(やっこども) 3.理不尽を 力と威嚇で 押し通す 世界の時計は 逆戻り 気候変動 地球焼き SDGsは 標語だけ 頂上見えない 物価高 奴の腰には 空財布(からざいふ) おおよそ内容は理解できると思いますが、少し注釈を。 1番 この冬の積雪は久しぶりに多く除雪に追われました。 2番 村議会議員選挙が行われ、お祭りの開催されている 地元中谷地区の候補者が上位当選しました。 あぜみち村政は、今の村長が掲げる政策の一つ、 鉄路は南小谷と糸魚川を結ぶ大糸線のJR西日本区間の 赤字路線を今後どうしていくか検討されている様子です。 3番 ロシアによるウクライナ侵攻のこと。 写真は大糸タイムスより 中央やや左に立っているのはお代官様、 奴踊りの間、ずっと直立不動のままです。 その周りを12人の奴が躍って回ります。 白馬黒菱八方 清酒 白馬錦の薄井商店(大町市)の醸す(かもす) 純米吟醸「白馬八方黒菱」(はくばはっぽうくろびし) その原料となる酒米(確か品種は山恵錦 さんけいにしき)を 作っているのが白馬村の野平地区で、こうして旗が立っています。 オマケ 小さなドングリの赤ちゃんが落ちていました。 大きさは5mm程です。 中日新聞8/22(月)コラムより セミの声の主役が盛夏のミーンミーンやジージーから、 そろそろ初秋を感じさせる「オーシーツクツク」に変わるころか。 夜ともなればコオロギの声も聞こえてきた。 セミや秋の虫の声に季節を感じるのは日本人ぐらいとはよく聞く。 西洋のお人にはあの季節の音が雑音ぐらいにしか聞こえないらしい。 もったいない。 文化や習慣の違いによって、同じ音でも不快に感じ、 あるいは聞こえにくいものがある。 以下割愛 明日から9月、当館は基本冬までお休みさせていただきます。 栂池自然園の紅葉散策など、ご予定がありましたらご一報ください。 できる範囲で対応させていただきます。 |